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第4回「地域企業論」を開講しました

 2020年度前期科目として開講している「地域企業論」では、地域における中小企業のアイデンティティを認識するという趣旨のもと、主に西京区内でご活躍されている事業主様等を毎回ゲスト講師としてお招きし、事業内容や地域との関わりについてお話しいただいています。

 2020年5月19日(火)のゲスト講師として、株式会社ヨードクリーン代表取締役・小石玖三主氏にお越しいただき、資源循環型のビジネスモデルや企業の社会的責任などについてお話しいただきました。ヨードクリーンは、緑のリサイクルを通した課題解決と社会貢献に取り組んでおられます。資源や廃棄物の再利用・有効活用は、極めて今日的な課題であり、その解決を社会的・地域的使命としてビジネス化されていることに、多くの学生が感銘を受けたようです。

 今回の講義も、学生たちにとって多くのことを学び、考えを深めるよい機会となりました。小石様、お忙しい中で本当にありがとうございました。

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5/23オープンキャンパスの中止について

 日本政府は新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を5月31日(日)まで延長することを決定しました。

 この状況を鑑み、5月23日(土)に開催予定としていた「京都経済短期大学オープンキャンパス2020」を中止することに決定いたしました。既に多くの方々に参加予約をいただいている中で本当に申し訳ございません。今後の予定は随時ホームページやSNS等で発信して参りますので、引き続きご確認いただければ幸いです。

 また、『WEBオープンキャンパス2020』をスタートいたしました。積極的に更新して参りますので、本学のオープンキャンパスや雰囲気をお楽しみいただければ幸いです。

 なお、電話等による進学相談は平日10~16時で受け付けております。ご希望される際は以下の問い合わせ先にご連絡ください。

 最後になりましたが、新型コロナウイルス感染症によりご逝去された方々に謹んでお悔み申し上げるとともに、罹患された方々には心からのお見舞いと一日も早いご回復をお祈り申し上げます。また、感染拡大の防止にご尽力されている医療関係者をはじめとした多くの方々に心から感謝申し上げます。

【問い合せ先】
京都経済短期大学 入試情報センター
住所:京都市西京区大枝東長町3-1
電話:075-331-2377(直通)
<進学相談時間>
月~金曜日:10時~16時(12時~13時を除く)
※祝日は対応いたしません

【在学生の皆さまへ】各種証明書申請についての臨時対応のお知らせ

在学生(新入生を含む)の皆さま

 各種証明書(成績証明書、卒業見込証明書、在学証明書など)の申請に関して、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休校期間に限り、在学生(新入生を含む)からの電話・郵便申請を受けつけることが決定いたしました。詳細は以下をご覧ください。

臨時申請方法案内と申請書.pdf

【問い合わせ先】
 京都経済短期大学 学生支援課  075-331-3159
 
<窓口取扱時間>
 月~金曜日:9時~17時(12時~13時を除く)
 ※祝日は対応いたしません

菅野先生の対談が京都新聞に掲載されました

 2019年12月21日(土)、京都新聞朝刊における企画特集「 日本人の忘れもの 知恵会議 ~未来を拓く京都の集い~ 」において、本学の菅野拓先生と大阪大学の堂目卓生先生との対談が掲載されました。

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日本人の忘れもの 知恵会議 ~未来を拓く京都の集い~

コープこうべの公式サイトで小島准教授が紹介されました

 生活協同組合コープこうべの公式サイト企画「SIDE by SIDE」において、本学の小島理沙准教授へのインタビュー記事が掲載されました。詳細は以下よりご覧ください。

「捨てた『ごみ』のその先を知ることも大事ですね」(2019年11月13日 更新)

KBS京都ラジオに菅野先生が出演しました

 2019年10月30日(水)、菅野拓先生がKBS京都ラジオ「さらピン!キョウト」にゲスト出演させていただきました。番組では、いま菅野先生が研究する“現在の日本の社会的課題・解決のメカニズム”からみた『地域の活動・ボランティア活動』をテーマに、近年のボランティアに対する日本人の意識、問題点などニュースなどではあまり取り上げられない実情までお話しいたしました。
 森谷アナウンサー、番組関係者の皆さま、貴重な機会をありがとうございました。

さらピン!キョウト 水曜日です! 2019-10-30

第14回「地域企業論」を開講しました

 2019年度前期科目として開講している「地域企業論」では、地域における中小企業のアイデンティティを認識するという趣旨のもと、主に西京区内でご活躍されている事業主様等を毎回ゲスト講師としてお招きし、事業内容や地域との関わりについてお話しいただいています。

 2019年7月16日(火)の第14回目講義では、株式会社ジェイネットハウジング代表取締役・藤原大門氏にお越しいただきました。藤原氏は京都市西京区内で不動産業を営まれ、地域の暮らしを支えてこられました。本講義は、藤原氏が所属している「京都中小企業家同友会」の広報活動の一環としての意味合いも有しています。この「京都中小企業家同友会」とは、よい会社になること、すぐれた経営者になること、経営環境の改善、を目的とした中小企業家の有志団体で、活動の重点方針に“地域づくり”を掲げた、地域社会にも大きく貢献されている組織です。

 講義に先駆けて、西京支部長を務められている株式会社京応常務取締役・松本茂幸氏からご挨拶がありました。(株)京応は、経済産業省から「健康経営優良法人」に認定された、いわゆる“ホワイト企業”で、残業や不当な給与制度などのイメージを持たれがちな中小企業群の実態は、実は逆であり、多くの中小企業が経営改善に取り組まれていることを強調されていました。

 その後、藤原氏が、ご自身が担当されている「京都中小企業家同友会」の地域連携部門における地域貢献活動についてお話しくださいました。「桂川クリーンキャンペーン」、「LA例会(竹細工や日本酒の試飲会など特産品との触れ合い)」、「区長例会(情報交流)」、「西京ふれあいまつり」「阪急嵐山駅前オープンカフェイベント2018」などなど、数々の地域イベントを運営されてきた中で、「京都中小企業家同友会」の活動から学んだこととして、多様性の尊重を挙げられていました。地域の個性的な企業家同士、時には異なる意見をぶつけ合うことから多様なアイデアが生まれることを学ばれたそうです。

 続いて、ご自身の企業家としての心構えについてもお話しくださいました。『チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れなさい』という、HONDAの創業者・本田宗一郎氏の言葉を引き合いにだし、『やれることがあるのであれば、やらないともったいない』と、チャレンジ精神を強調されていました。そして、やる以上は楽しみながら取り組むことが大切であると述べられました。

 最後に、現場での働き方・考え方についてお話しくださいました。(株)ジェイネットハウジングの経営理念である“不動産業の地位向上とお客様の幸せをつくる”ことを基盤に、お客様の気持ちや願いを第一に考え、それを実行に移し、お客様の満足や喜びを共有することを常に考えられているそうです。

 本講義の趣旨である、地域企業の魅力や企業と地域との関わり方など、多くの内容が盛り込まれた講義で、学生は多くのことを学ぶ時間となりました。

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第13回「地域企業論」を開講しました

 2019年度前期科目として開講している「地域企業論」では、地域における中小企業のアイデンティティを認識するという趣旨のもと、主に西京区内でご活躍されている事業主様等を毎回ゲスト講師としてお招きし、事業内容や地域との関わりについてお話しいただいています。

 2019年7月9日(火)の第13回目講義では、洛西ケーブルテレビジョン取締役放送制作部長・山根敏功氏にお越しいただきました。洛西ケーブルテレビジョンは、1976年に洛西ニュータウンの入居開始と共に開局し、当時は馴染みの薄かったコミュニティ型のケーブルテレビの先駆け的な存在として全国的に注目を集めました。そして、現在に至るまで、地域の情報発信基地として、洛西ニュータウンの日常生活を支えてこられました。

 山根氏は最初に、洛西ケーブルテレビ設立当初のお話をしてくださいました。洛西ニュータウンは、テレビ電波が三方の山に遮られる準難視聴地域だったということで(当時はアナログ放送)、ケーブルテレビはそのような地域に、大型の共同アンテナを設置することで加入者に綺麗な画像の視聴を可能にするとのことでした。そして、自主放送を通じて、ニュータウンの文化・教養・娯楽の発展に寄与するだけでなく、住民相互の生活情報交換を促進し、さらには災害時の緊急情報を提供されてきました。また、長寿番組である「ニュースワイド京都」や現在の人気番組である「Oh!撮って出し」、「ふれあいまっしょい」などを紹介してくださいました。

 続いて、映像の記録媒体の変遷、アナログ放送からデジタル放送への移転など、映像メディアの歴史について説明してくださいました。デジタル世代である本学の学生たちは、自分たちの幼少期が大きな転換期であったことを改めて学びました。

 最後に、インターネットの普及による高度情報化社会の到来とテレビとの関係についてお話しくださいました。スマートフォンなどによる簡易なインターネット接続の影響によりテレビ離れが進む中、そのような時代だからこそ、より地域に密着した細かな情報サービスの提供が重要になってくると述べられました。

 学生たちは、日常で何気なく接しているメディアについて、地域における情報サービスの重要性について、深く学ぶことができた貴重な時間となりました。

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