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5/26(土)オープンキャンパス【報告】

 2018年5月26日(土)、今年度最初のオープンキャンパスを開催いたしました。快晴の中、全国から多数の方々にご参加いただき本当にありがとうございました。また、大教室が満員となってしまい、非常に窮屈な状態になったことをお詫びいたします。

 今回も大好評だった特別講義・特別演習ですが、違う先生の講義も聞いてみたい!という方に向けて、6月・7月・8月も多彩な名物教員による講義や演習を予定しております。また、TeaTimeでは、豪華なデザートブッフェやチョコレートフォンデュをお楽しみいただけます。今回初登場で大人気だったソフトクリームマシーンも引き続き登場しますので、せっかくなら自分でソフトクリームを作ってみたい!という方も、この機会にぜひお越しください。

 次回、6月16日(土)のオープンキャンパスも万全の準備をしてお待ちしていますので、たくさんの方に『ケイタンdeタイカン』しに来ていただければ幸いです。

 なお、相談会やTeaTime等で、「聞き逃したことがある。」「この点についてもっと詳しく教えてほしい。」等がございましたら、遠慮なく入試情報センター(075-331-2377、nyushi@kyoto-econ.ac.jp)までお問い合わせください。

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新入生歓迎ライブが開催されました

 2018年4月19日(木)、中庭にて軽音楽部による新入生歓迎ライブが開催されました。このライブでは、軽音楽部の4組のバンドがそれぞれ多彩な曲を熱演し、新入生からは大きな歓声があがっていました。
 10月に行われる秋華祭(学園祭)へ向けて学友会や各クラブが中心となり、本学を更に盛り上げていってくれることを期待しています。
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2018年度 入学式 式辞

入学式 式辞

 晴天に恵まれ、桜も満開のよき日に、京都経済短期大学の二〇一八年度の入学式を挙行できることをうれしく思います。

 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
 新入生の、保護者・保証人のみなさま、おめでとうございます。
 ご来賓のみなさま、ご多用のところご臨席をたまわり、厚くお礼を申し上げます。

 京都経済短期大学は、一九九三年にこの地に開学いたしました。入学定員二〇〇名のところ、本日二五九名の新入生を迎えられることをうれしく思います。私たち教職員一同は、新入生のみなさんと出会えたことに感謝しています。

 京都経済短期大学は、日本の短期大学の中で唯一「経済」という名称がついています。経済とは、「社会生活を営むのに必要な生産・消費・売買などの基本的な活動」を指しています。みなさんは、この短期大学で、これから生きていくために必要な世の中の仕組みについて広く深く学んでいくことになります。

 ところで「経済学」とは何でしょうか。世の中のお金の動きを数字で扱い、最大とか効率とか、数学的な考え方ではないかと理解している人もいるかもしれません。しかし、「学」とついているものは、本質的に生きるために必要な考え方を提供しているのです。本日は、二つのキーワードを例にして、考えてみたいと思います。

 まず、一つ目は、「いまやれることは一つしかない」ということです。いま、みなさんはいま入学式に出席しています。したがって、甲子園球場に行ってある高校の応援することはできません。「いま」というのをこの瞬間と理解すれば、甲子園球場に行くのをあきらめて、入学式参加を選択していることになります。また、みなさんは別の大学の入学式に出席することは、たとえ式の日が多少違っていたとしても、できません。つまり、人生にはさまざまな選択肢があり、その選択肢から常にそのときすることを選択することによって、選ばなかったもの、他に犠牲になるものがあるとということを意味しています。
 何かを選択すれば、選択しない何かを犠牲にしなければなりません。ある行動を選択した場合に、実際に選択しなかった他の行動をした場合に得られたであろう利益が犠牲になっているのです。この得られなかった利益を、損失と捉え、これを経済学では、「機会費用」または「オポチュニティーコスト」と呼びます。機会費用という考え方は、「いまやれることは一つしかない」ので、何かするということは、同時に何かを犠牲にしているということを意味しているのです。

 二つ目は、「終わってしまったことにはくよくよしない」ということです。過去に選択したことで、後で間違っていたと感じても、過去に戻って選択を変えることはできません。変えることのできない過去のことはくよくよ考えないということです。
 例えば、プロ野球を見に行ったとしましょう。お金と時間をかけて、見に行ったのに、序盤からワンサイドゲーム、お気に入りだった選手も早々に交代してしまったとしましょう。このとき、せっかくお金を払って、時間をかけて見に来たのだから、試合終了まで観戦するという考え方もあるでしょう。しかし、すでに払った入場料と交通費、そして時間は、決して返ってきません。「せっかくきたのだから」という過去の選択を理由にして、好きな選手の出ない、つまらない試合を見続けることの方が無駄なのです。過去に支払って、もう回収できない費用を過剰に意識することによって、さらに無駄な選択をしていくことにつながるのです。
 このもう返ってこない損失を、経済学では「埋没費用」または「サンクコスト」と呼びます。埋没費用という考え方は、「終わってしまったことにはくよくよせず」、つねに今ある選択肢を冷静に考えてほしいということを意味しているのです。

 ご紹介した二つの経済学のキーワード「いまやれることは一つしかない」という「機会費用」と、「終わってしまったことにはくよくよしない」という「埋没費用」は、一つの共通したメッセージを持っています。それは、「いまを大切にして生きてください」ということです。
 しかし、いまを大切にすることは、過去と未来に想いをはせることも重要です。過去の教訓から学び、未来の展望を見据えて、いま自分が何をすべきかに注力することの重要性を理解してほしいのです。

 ここまで経済学の話をしてきましたが、私の専門の環境学では、「Think Globally, Act Locally」というキーワードがあります。これは、「地球規模で考え、地域で行動せよ」という意味です。先ほどの経済学との関連がみなさんにはもう理解できると思います。自分から見て、時間的にも空間的にも遠くの方を見据えながらも、いま、ここで何をすべきかを大事にしなさいということなのです。
 時間的には、百年後の地球、十年後の日本、五年後の自分などを意識してください。空間的には、地球上の生き物、世界の国々、地域の人々、家族、友達などを意識してください。それらの中で、自分がすべきことを考え、ぜひ「いまを大切にして生きてください」。

 京都経済短期大学を経営する学校法人明徳学園のミッションは、「働く人づくり」をもじって「「傍」を「楽」にするひとづくり」です。自分のまわりのこと、未来のことを考えて、少しでもまわりに、そして未来に貢献できるよう、生きてください。
 自分自身の行動や考え方によって、少しでもまわりが良くなれば、そして少しでも未来が良くなれば、必ず自分自身も良くなっていくのです。そう信じられる人を育てることが、本学の使命だと思っています。

 最後になりましたが、新入生のみなさんが、この京都経済短期大学で過ごす時間を大切にしてほしいと願っています。そして、その大切な時間を、私たち教職員も共有できることに深く感謝して、入学式の式辞といたします。

二〇一八年四月二日

京都経済短期大学
学長  加藤 悟

2018年度 入学式挙行

 2018年4月2日(月)、満開の桜のもと2018年度入学式を挙行いたしました。

 式典では小路真木子教学部長による入学者259名の呼名の後、加藤悟学長の式辞、川口博理事長の祝辞がありました。次に、新入生代表の松本美晏さんが誓いの言葉を述べ、それぞれの夢に向かって学業に励むことを力強く宣誓しました。

 入学式終了後、新入生はガイダンスや基礎ゼミ別交流会に参加しました。最初はぎこちなさも見られましたが、ゲームなどを進めていくなかで新入生同士が笑顔で声を掛け合い始め、時おり大きな歓声が起こるなど、和やかにキャンパスライフをスタートさせていました。

 本学では全教職員が一体となり、一人ひとりの学生の学生生活が充実した二年間になるように全力でサポートしていきます。

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3/21オープンキャンパス【報告】

 2018年3月21日(水・祝)、小雨が降る祝日にも関わらず、今年最初のオープンキャンパスへ多数の参加者にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

 今回も好評だった特別講義・特別演習ですが、もっと色んな先生の講義を聞いてみたいという方に向けて、5~8月も多彩な名物教員による講義や演習も準備しております。
 また、TeaTimeでは、豪華なデザートブッフェやチョコレートフォンデュをお楽しみいただけます。夏には人気のソフトクリームマシーンも登場する予定ですので、せっかくなら自分でソフトクリームを作ってみたい!という方もぜひお越しください。

 次回、5月26日(土)のオープンキャンパスも万全の準備をしてお待ちしていますので、『ケイタンdeタイカン』しに来ていただければ幸いです。

 なお、相談会やTeaTime等で、「聞き逃したことがある。」「この点についてもっと詳しく教えてほしい。」等がございましたら、遠慮なく入試情報センター(075-331-2377、nyushi@kyoto-econ.ac.jp)までお問い合わせください。

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2017年度 卒業式 式辞

卒業式 式辞

 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
 卒業生の、保護者・保証人のみなさま、おめでとうございます。
 ご来賓のみなさま、ご多端のところご臨席をたまわり、厚くお礼を申し上げます。
 卒業生のみなさんが、京都経済短期大学に入学してから、いくつもの苦難を乗り越えつつ、日々学修に励み、本日の卒業まで見事にたどり着いたことに、私たち教職員一同は、みなさんに敬意を表しますとともに、感謝いたします。

 ここ数年で京都経済短期大学は大きな変化を遂げています。入学志願者が急増し、入学を希望しても入学できない受験者が増えています。そのような短期大学を卒業したのですから、前を向いて、胸を張って、これからさまざまな場で大活躍されることを期待しています。

 さて、現在、朝日新聞で連載されている鷲田清一さんの折々のことばで紹介されている中に、「魚釣りは、何月何日から何の魚を釣ると決めておかずに、季節の草花によって魚を釣る」というものがありました。ここに登場するのは、魚を釣る人間と、その魚と、季節の草花の三つです。季節の移り変わりを一番早く感じ取っているのは、人間でも魚でもなく、草花なのです。

 春を告げる花の一つにツバキがあります。漢字で書くと、まさに木へんに春と書く花です。万葉集にも登場する花で、京都の龍安寺には室町時代のツバキも残っているそうです。日本では、まだ寒いさなかにツバキが咲き、その後ウメ、サクラと続いて、暖かな季節が到来します。

 さきほど示した言葉は、季節の移り変わりをいち早く知らせてくれるのは、人間でも魚や鳥や虫でもなく、草花だということを示しています。いろいろな花が咲き始めてから、魚や鳥や虫たちが動き出します。そのあと、人間が釣りや狩りをはじめるという順番です。
 社会の動きも、これに似たようなものがあります。まず社会の変化のきっかけを作る人たちです。次に、これらのわずかな変化を見逃さず、その変化を拡大させる人たちです。それから、変化しつつある社会に適応していく大多数の人たちです。
 インターネットを例にあげると、ある種のオタクのパソコン通信から始まり、ウィンドウズ95が発売されて、急速に広まり、現在は社会インフラの一つとなっています。
 みなさんが、季節の草花タイプなのか、魚タイプなのか、釣り人タイプなのか分かりませんし、どれがいいとか悪いとか言うつもりもありません。みなさんに伝えたいのは、変化する時代の中で、いろんなタイプの人がいて、それぞれ役割を果たしながら、社会全体が成り立っているということを理解してほしいということです。

 すべての人が、他の人にはない自分の特徴を理解し、それを存分に発揮し、それを互いに認め合い、感謝することで、社会全体が成り立っていることを理解してほしいのです。
 残念なことに、現在も世界各地で紛争が発生し、人間同士の殺し合いが行われ、自然環境や野生生物が損なわれ、未来に残すべき資産を先食いしています。
 そこに欠けているのは、「気づき」と「他者への感謝」だと思います。この「気づき」と「感謝」をいつまでも忘れずにいてほしいと思います。

 最後になりましたが、本日からみなさんは京都経済短期大学の卒業生の一人となります。卒業で縁が切れるわけではありません。是非今後もこの短期大学に遊びに来て、いろいろな話を聞かせてください。私たち教職員にとっては、教え子のその後の姿を見るのが何よりの幸せなのです。
 卒業生のみなさんの前途に幸多かれと心から祈り、そして感謝し、卒業式の式辞といたします。

2018年3月15日
京都経済短期大学 学長
加藤 悟

学校法人明徳学園と国立大学法人神戸大学によるクロスアポイントメント協定調印式が行われました

 2018年3月8日(木)、本学において、学校法人明徳学園と国立大学法人神戸大学によるクロスアポイントメント協定調印式が行われました。
「クロスアポイントメント制度」とは、研究者等が大学、公的研究機関、企業のうち、二つ以上の組織と雇用契約を結び、一定の勤務割合の下で、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発及び教育に従事することを可能にする制度で、今般、本学の小島 理沙先生がその対象となっております。
 まず、京都経済短期大学の加藤 悟学長より趣旨説明が行われ、その後、国立大学法人神戸大学大学院経済学研究科/研究科長の中村 保教授と、学校法人明徳学園理事長の川口 博氏からご挨拶があり、調印式が挙行されました。
 本学では、今後も全学を挙げて教育・研究活動に取り組んで参ります。

写真は右から、中村教授(神戸大)、加藤学長、小島講師、川口理事長、山岸常務理事

写真は右から、中村教授(神戸大)、加藤学長、小島講師、川口理事長、山岸常務理事

【速報】新校舎の建設が決定いたしました

 京都経済短期大学では教育環境を更に充実させるため、大学新校舎の建設が正式に決定いたしました。新校舎は、大人数での講義も可能となる大講義室、アクティブ・ラーニング対応の小教室やAV・ICT対応の高機能教室、クラブBOXが建設予定であり、平成30年秋の竣工を目指して工事計画が進められる予定です。今後、建設計画の進捗状況を報告いたしますのでご期待ください。

Mori Labo 作品展のご案内

 本日から2月23日までの期間、京都市西京区上桂にある『cafe LINDEN』様(水曜日定休)にて、森﨑ゼミナールの学生および教員による作品展≪Mori Labo 作品展≫が開催されます。ご興味のある方はぜひお越しください。

就職内定者Movieを更新いたしました

 今年度も、多くの学生が志望する企業や自治体から内定を頂戴することができました。

 「KEITAN Movie」において、就職内定者への取材を編集した就職内定者インタビューを更新いたしましたので、ご覧いただければ幸いです。
 
 引き続き、京都経済短期大学は全学をあげて全学生をサポートしていきます。

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