INFORMATION →学び

ゼミナール研究発表会を開催しました

 2019年12月19日(木)、京都明徳高校内の明徳学園ホールにて、2019年度ゼミナール研究発表会を開催しました。本発表会は、本学ゼミナールにて1年半学び、研究した内容について、各ゼミナールの代表が全学生の前で発表するもので、本学における学術・研究活動の集大成として大変重要なものです。
 今年度は12ゼミナールの代表者が、それぞれの研究成果を発表しました。発表は多くのコースを持つ本学らしく、社会問題に鋭く切り込んだものや新たなビジネスの提案、企業分析やアプリの制作など、実に幅広い分野から行われました。発表に対してはフロアから活発な質疑があり、全体としてその理解を深めることができました。
 また、各ゼミナールの発表後は、今年度開講されたプロジェクト演習の活動報告が行われ、地域と連携した様々な取り組みが報告されました。
 本発表会後もゼミナールでは研究を続け、その成果は学生論集として刊行します。
 京都経済短期大学では、今後も継続的に本発表会を行っていきます。
0040_B63U22410258_BL9Q28020306_B63U2393
発表一覧

菅野先生の対談が京都新聞に掲載されました

 2019年12月21日(土)、京都新聞朝刊における企画特集「 日本人の忘れもの 知恵会議 ~未来を拓く京都の集い~ 」において、本学の菅野拓先生と大阪大学の堂目卓生先生との対談が掲載されました。

20191221京都新聞

日本人の忘れもの 知恵会議 ~未来を拓く京都の集い~

コープこうべの公式サイトで小島准教授が紹介されました

 生活協同組合コープこうべの公式サイト企画「SIDE by SIDE」において、本学の小島理沙准教授へのインタビュー記事が掲載されました。詳細は以下よりご覧ください。

「捨てた『ごみ』のその先を知ることも大事ですね」(2019年11月13日 更新)

7月21日オープンキャンパス【報告】

 2019年7月21日(日)、梅雨明け間近の蒸し暑い気候の中、オープンキャンパス『ケイタンdeタイカン 7/21』を開催し、今回も全国からたくさんの方々にお越しいただきました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 今回も特別講義やゼミナール体験、卒業生講演など多彩なプログラムを組んでお届けしましたが、次回はまた別の教員が、特別講義や体験ゼミを行う予定です。また、相談会&TeaTimeで大人気だった卒業生バリスタ(specialty coffee Unir勤務)が淹れてくれるカフェラテも引き続き登場!豪華なデザートブッフェでは、京都の有名パティスリーによる大人気のスイーツが食べられるだけでなく、自分でソフトクリームを作れるソフトクリームマシーンも準備いたします☆
 毎回お楽しみの京都土産や多彩なイベントもモチロンご用意。ぜひ、次回の8月10日(日)も、たくさんの方に『ケイタンdeタイカン』しに来ていただければ幸いです。

 なお、相談会やTeaTime等で、「聞き逃したことがある。」「この点についてもっと詳しく教えてほしい。」等がございましたら、遠慮なく入試情報センター(075-331-2377、nyushi@kyoto-econ.ac.jp)までお問い合わせください。

 また、学校見学は随時予約を受け付けております(平日 10:00~16:00)。オープンキャンパスにご参加いただけなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。

DSCN3360DSCN3398IMG_4177
IMG_4187IMG_4204IMG_4198
IMG_4238DSCN3362IMG_4232
DSCN3333IMG_4249IMG_9723
IMG_4254DSCN3382DSCN3407

京都市ごみ減量推進会議の運営サイトで小島准教授が紹介されました

 京都市ごみ減量推進会議の運営サイト『リーフ茶の普及で,ペットボトルを減らそう』において、本学の小島理沙准教授へのインタビュー記事が掲載されました。詳細は以下よりご覧ください。

脱プラ、減プラ、キーパーソンインタビュー第2回』(2019年7月19日 更新)

卒業生講演を実施しました

 2019年7月18日(木)「キャリアプランニングⅠ」という講義の中で卒業生2名による講演を行いました。「キャリアプランニングⅠ」では、講義を通して学生が将来について考え、そのために今何をすべきか、何をしなくてはならないのかを探っていくことを目的としています。
 最初に講演された高橋彩さん(2017年3月卒業、アプナップ株式会社勤務)は、自分自身の就職活動の経験、その中での取り組みや現在の総務の仕事について詳しくお話しいただきました。「仕事のやりがいについてはまだしっかりとわかっていないが、日々できないことができるようになり、成長を感じることができている」という言葉が在学生にとって印象的だったようで、「自分の成長がやりがいにも変わる」という新しい価値観を知るきっかけになったようです。
 二人目に講演された武川聡哉さん(2014年3月卒業、株式会社特殊高所技術勤務)は、「皆さん、仕事は何のためにすると思いますか?」という問いかけから始まり、仕事の価値観や学生時代に何をすべきかなど、自身の経験を基にお話をされ、キャリア授業を深く理解した大学の講義さながらの講演でした。また、現在の仕事である特殊高所技術についての映像を見ることで、仕事内容について深く理解することに繋がり、在学生からは「先輩のおかげで橋を渡ることができるんだ」「もっと知らない仕事を知り視野を広げたい」などの声が聞かれました。
 卒業生の講演は、在学生にとって身近で自分自身にも重ねやすく、言葉の一つ一つに多くの気づきがありました。また教職員にとっても、卒業生の成長した姿に懐かしい気持ちや感動を覚える機会となりました。

IMG_20190718_091817IMG_20190718_091448IMG_20190718_091049IMG_20190718_093342IMG_20190718_094427IMG_20190718_093957

第14回「地域企業論」を開講しました

 2019年度前期科目として開講している「地域企業論」では、地域における中小企業のアイデンティティを認識するという趣旨のもと、主に西京区内でご活躍されている事業主様等を毎回ゲスト講師としてお招きし、事業内容や地域との関わりについてお話しいただいています。

 2019年7月16日(火)の第14回目講義では、株式会社ジェイネットハウジング代表取締役・藤原大門氏にお越しいただきました。藤原氏は京都市西京区内で不動産業を営まれ、地域の暮らしを支えてこられました。本講義は、藤原氏が所属している「京都中小企業家同友会」の広報活動の一環としての意味合いも有しています。この「京都中小企業家同友会」とは、よい会社になること、すぐれた経営者になること、経営環境の改善、を目的とした中小企業家の有志団体で、活動の重点方針に“地域づくり”を掲げた、地域社会にも大きく貢献されている組織です。

 講義に先駆けて、西京支部長を務められている株式会社京応常務取締役・松本茂幸氏からご挨拶がありました。(株)京応は、経済産業省から「健康経営優良法人」に認定された、いわゆる“ホワイト企業”で、残業や不当な給与制度などのイメージを持たれがちな中小企業群の実態は、実は逆であり、多くの中小企業が経営改善に取り組まれていることを強調されていました。

 その後、藤原氏が、ご自身が担当されている「京都中小企業家同友会」の地域連携部門における地域貢献活動についてお話しくださいました。「桂川クリーンキャンペーン」、「LA例会(竹細工や日本酒の試飲会など特産品との触れ合い)」、「区長例会(情報交流)」、「西京ふれあいまつり」「阪急嵐山駅前オープンカフェイベント2018」などなど、数々の地域イベントを運営されてきた中で、「京都中小企業家同友会」の活動から学んだこととして、多様性の尊重を挙げられていました。地域の個性的な企業家同士、時には異なる意見をぶつけ合うことから多様なアイデアが生まれることを学ばれたそうです。

 続いて、ご自身の企業家としての心構えについてもお話しくださいました。『チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れなさい』という、HONDAの創業者・本田宗一郎氏の言葉を引き合いにだし、『やれることがあるのであれば、やらないともったいない』と、チャレンジ精神を強調されていました。そして、やる以上は楽しみながら取り組むことが大切であると述べられました。

 最後に、現場での働き方・考え方についてお話しくださいました。(株)ジェイネットハウジングの経営理念である“不動産業の地位向上とお客様の幸せをつくる”ことを基盤に、お客様の気持ちや願いを第一に考え、それを実行に移し、お客様の満足や喜びを共有することを常に考えられているそうです。

 本講義の趣旨である、地域企業の魅力や企業と地域との関わり方など、多くの内容が盛り込まれた講義で、学生は多くのことを学ぶ時間となりました。

DSCN3399DSCN3391DSCN3394

ハラスメント防止講演会を開催しました

 本学では、ハラスメントに関する基礎知識をつけ、その防止・対応について学ぶため、毎年1回生を対象にハラスメント防止講演会を開催しています。
 今年度は、2019年7月11日(木)に『ハラスメントについて考えよう ~加害者にも被害者にもならないために~』というテーマで、ウィメンズカウンセリング京都のフェミニストカウンセラー 周藤由美子先生にご講演いただきました。
 周藤先生からまず、ハラスメントの種類と、どのような場面でハラスメントが起こるのかを説明いただきました。ハラスメントが起こると、被害者も加害者も周囲の人も影響を受けるため、ハラスメントは一人ひとりの問題であるという意識を持ち、気が付き、何かできないか考え、行動してほしいと述べられました。
 そして、ハラスメントを防止する視点から、自分も相手も尊重したコミュニケーションが重要で、適切な自己主張を行う必要があります。「自分がどのように感じたか」に焦点を当てたIメッセージで自己主張を行い、はっきりストレートに言ったほうが相手も不快に思いにくいそうです。
 続いて、ハラスメントの相談を受けたときにどうしたらいいか具体的に説明いただきました。被害者に対して二次被害になる言葉をかけることがないようにとのことでした。
 最後に、ハラスメントの被害者は周囲の理解があれば後遺症からの回復がしやすくなるため、自分自身にできることは何か考えてみるよう学生に伝えられました。
 普段ハラスメントについて考える機会があまりない学生にとって、今回の講演を通して被害者にも加害者にもならないために自分も相手も尊重したコミュニケーションについて、意識が高まったようです。
 本学では、今後もハラスメント防止の啓発活動に積極的に努めていきます。
IMG_4127IMG_4133

第13回「地域企業論」を開講しました

 2019年度前期科目として開講している「地域企業論」では、地域における中小企業のアイデンティティを認識するという趣旨のもと、主に西京区内でご活躍されている事業主様等を毎回ゲスト講師としてお招きし、事業内容や地域との関わりについてお話しいただいています。

 2019年7月9日(火)の第13回目講義では、洛西ケーブルテレビジョン取締役放送制作部長・山根敏功氏にお越しいただきました。洛西ケーブルテレビジョンは、1976年に洛西ニュータウンの入居開始と共に開局し、当時は馴染みの薄かったコミュニティ型のケーブルテレビの先駆け的な存在として全国的に注目を集めました。そして、現在に至るまで、地域の情報発信基地として、洛西ニュータウンの日常生活を支えてこられました。

 山根氏は最初に、洛西ケーブルテレビ設立当初のお話をしてくださいました。洛西ニュータウンは、テレビ電波が三方の山に遮られる準難視聴地域だったということで(当時はアナログ放送)、ケーブルテレビはそのような地域に、大型の共同アンテナを設置することで加入者に綺麗な画像の視聴を可能にするとのことでした。そして、自主放送を通じて、ニュータウンの文化・教養・娯楽の発展に寄与するだけでなく、住民相互の生活情報交換を促進し、さらには災害時の緊急情報を提供されてきました。また、長寿番組である「ニュースワイド京都」や現在の人気番組である「Oh!撮って出し」、「ふれあいまっしょい」などを紹介してくださいました。

 続いて、映像の記録媒体の変遷、アナログ放送からデジタル放送への移転など、映像メディアの歴史について説明してくださいました。デジタル世代である本学の学生たちは、自分たちの幼少期が大きな転換期であったことを改めて学びました。

 最後に、インターネットの普及による高度情報化社会の到来とテレビとの関係についてお話しくださいました。スマートフォンなどによる簡易なインターネット接続の影響によりテレビ離れが進む中、そのような時代だからこそ、より地域に密着した細かな情報サービスの提供が重要になってくると述べられました。

 学生たちは、日常で何気なく接しているメディアについて、地域における情報サービスの重要性について、深く学ぶことができた貴重な時間となりました。

DSCN3386DSCN3388DSCN3381