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新入生歓迎ライブが開催されました

 2018年4月19日(木)、中庭にて軽音楽部による新入生歓迎ライブが開催されました。このライブでは、軽音楽部の4組のバンドがそれぞれ多彩な曲を熱演し、新入生からは大きな歓声があがっていました。
 10月に行われる秋華祭(学園祭)へ向けて学友会や各クラブが中心となり、本学を更に盛り上げていってくれることを期待しています。
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2018年度 入学式 式辞

入学式 式辞

 晴天に恵まれ、桜も満開のよき日に、京都経済短期大学の二〇一八年度の入学式を挙行できることをうれしく思います。

 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
 新入生の、保護者・保証人のみなさま、おめでとうございます。
 ご来賓のみなさま、ご多用のところご臨席をたまわり、厚くお礼を申し上げます。

 京都経済短期大学は、一九九三年にこの地に開学いたしました。入学定員二〇〇名のところ、本日二五九名の新入生を迎えられることをうれしく思います。私たち教職員一同は、新入生のみなさんと出会えたことに感謝しています。

 京都経済短期大学は、日本の短期大学の中で唯一「経済」という名称がついています。経済とは、「社会生活を営むのに必要な生産・消費・売買などの基本的な活動」を指しています。みなさんは、この短期大学で、これから生きていくために必要な世の中の仕組みについて広く深く学んでいくことになります。

 ところで「経済学」とは何でしょうか。世の中のお金の動きを数字で扱い、最大とか効率とか、数学的な考え方ではないかと理解している人もいるかもしれません。しかし、「学」とついているものは、本質的に生きるために必要な考え方を提供しているのです。本日は、二つのキーワードを例にして、考えてみたいと思います。

 まず、一つ目は、「いまやれることは一つしかない」ということです。いま、みなさんはいま入学式に出席しています。したがって、甲子園球場に行ってある高校の応援することはできません。「いま」というのをこの瞬間と理解すれば、甲子園球場に行くのをあきらめて、入学式参加を選択していることになります。また、みなさんは別の大学の入学式に出席することは、たとえ式の日が多少違っていたとしても、できません。つまり、人生にはさまざまな選択肢があり、その選択肢から常にそのときすることを選択することによって、選ばなかったもの、他に犠牲になるものがあるとということを意味しています。
 何かを選択すれば、選択しない何かを犠牲にしなければなりません。ある行動を選択した場合に、実際に選択しなかった他の行動をした場合に得られたであろう利益が犠牲になっているのです。この得られなかった利益を、損失と捉え、これを経済学では、「機会費用」または「オポチュニティーコスト」と呼びます。機会費用という考え方は、「いまやれることは一つしかない」ので、何かするということは、同時に何かを犠牲にしているということを意味しているのです。

 二つ目は、「終わってしまったことにはくよくよしない」ということです。過去に選択したことで、後で間違っていたと感じても、過去に戻って選択を変えることはできません。変えることのできない過去のことはくよくよ考えないということです。
 例えば、プロ野球を見に行ったとしましょう。お金と時間をかけて、見に行ったのに、序盤からワンサイドゲーム、お気に入りだった選手も早々に交代してしまったとしましょう。このとき、せっかくお金を払って、時間をかけて見に来たのだから、試合終了まで観戦するという考え方もあるでしょう。しかし、すでに払った入場料と交通費、そして時間は、決して返ってきません。「せっかくきたのだから」という過去の選択を理由にして、好きな選手の出ない、つまらない試合を見続けることの方が無駄なのです。過去に支払って、もう回収できない費用を過剰に意識することによって、さらに無駄な選択をしていくことにつながるのです。
 このもう返ってこない損失を、経済学では「埋没費用」または「サンクコスト」と呼びます。埋没費用という考え方は、「終わってしまったことにはくよくよせず」、つねに今ある選択肢を冷静に考えてほしいということを意味しているのです。

 ご紹介した二つの経済学のキーワード「いまやれることは一つしかない」という「機会費用」と、「終わってしまったことにはくよくよしない」という「埋没費用」は、一つの共通したメッセージを持っています。それは、「いまを大切にして生きてください」ということです。
 しかし、いまを大切にすることは、過去と未来に想いをはせることも重要です。過去の教訓から学び、未来の展望を見据えて、いま自分が何をすべきかに注力することの重要性を理解してほしいのです。

 ここまで経済学の話をしてきましたが、私の専門の環境学では、「Think Globally, Act Locally」というキーワードがあります。これは、「地球規模で考え、地域で行動せよ」という意味です。先ほどの経済学との関連がみなさんにはもう理解できると思います。自分から見て、時間的にも空間的にも遠くの方を見据えながらも、いま、ここで何をすべきかを大事にしなさいということなのです。
 時間的には、百年後の地球、十年後の日本、五年後の自分などを意識してください。空間的には、地球上の生き物、世界の国々、地域の人々、家族、友達などを意識してください。それらの中で、自分がすべきことを考え、ぜひ「いまを大切にして生きてください」。

 京都経済短期大学を経営する学校法人明徳学園のミッションは、「働く人づくり」をもじって「「傍」を「楽」にするひとづくり」です。自分のまわりのこと、未来のことを考えて、少しでもまわりに、そして未来に貢献できるよう、生きてください。
 自分自身の行動や考え方によって、少しでもまわりが良くなれば、そして少しでも未来が良くなれば、必ず自分自身も良くなっていくのです。そう信じられる人を育てることが、本学の使命だと思っています。

 最後になりましたが、新入生のみなさんが、この京都経済短期大学で過ごす時間を大切にしてほしいと願っています。そして、その大切な時間を、私たち教職員も共有できることに深く感謝して、入学式の式辞といたします。

二〇一八年四月二日

京都経済短期大学
学長  加藤 悟

2018年度 入学式挙行

 2018年4月2日(月)、満開の桜のもと2018年度入学式を挙行いたしました。

 式典では小路真木子教学部長による入学者259名の呼名の後、加藤悟学長の式辞、川口博理事長の祝辞がありました。次に、新入生代表の松本美晏さんが誓いの言葉を述べ、それぞれの夢に向かって学業に励むことを力強く宣誓しました。

 入学式終了後、新入生はガイダンスや基礎ゼミ別交流会に参加しました。最初はぎこちなさも見られましたが、ゲームなどを進めていくなかで新入生同士が笑顔で声を掛け合い始め、時おり大きな歓声が起こるなど、和やかにキャンパスライフをスタートさせていました。

 本学では全教職員が一体となり、一人ひとりの学生の学生生活が充実した二年間になるように全力でサポートしていきます。

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3/21オープンキャンパス【報告】

 2018年3月21日(水・祝)、小雨が降る祝日にも関わらず、今年最初のオープンキャンパスへ多数の参加者にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

 今回も好評だった特別講義・特別演習ですが、もっと色んな先生の講義を聞いてみたいという方に向けて、5~8月も多彩な名物教員による講義や演習も準備しております。
 また、TeaTimeでは、豪華なデザートブッフェやチョコレートフォンデュをお楽しみいただけます。夏には人気のソフトクリームマシーンも登場する予定ですので、せっかくなら自分でソフトクリームを作ってみたい!という方もぜひお越しください。

 次回、5月26日(土)のオープンキャンパスも万全の準備をしてお待ちしていますので、『ケイタンdeタイカン』しに来ていただければ幸いです。

 なお、相談会やTeaTime等で、「聞き逃したことがある。」「この点についてもっと詳しく教えてほしい。」等がございましたら、遠慮なく入試情報センター(075-331-2377、nyushi@kyoto-econ.ac.jp)までお問い合わせください。

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学校法人明徳学園と国立大学法人神戸大学によるクロスアポイントメント協定調印式が行われました

 2018年3月8日(木)、本学において、学校法人明徳学園と国立大学法人神戸大学によるクロスアポイントメント協定調印式が行われました。
「クロスアポイントメント制度」とは、研究者等が大学、公的研究機関、企業のうち、二つ以上の組織と雇用契約を結び、一定の勤務割合の下で、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発及び教育に従事することを可能にする制度で、今般、本学の小島 理沙先生がその対象となっております。
 まず、京都経済短期大学の加藤 悟学長より趣旨説明が行われ、その後、国立大学法人神戸大学大学院経済学研究科/研究科長の中村 保教授と、学校法人明徳学園理事長の川口 博氏からご挨拶があり、調印式が挙行されました。
 本学では、今後も全学を挙げて教育・研究活動に取り組んで参ります。

写真は右から、中村教授(神戸大)、加藤学長、小島講師、川口理事長、山岸常務理事

写真は右から、中村教授(神戸大)、加藤学長、小島講師、川口理事長、山岸常務理事

3月21日(水・祝)Open Campus を実施します☆

3月21日(水・祝)に2018年最初のオープンキャンパスを実施いたします。
第1回目ということで、お気軽にご参加いただける内容の予定です。

本学へ来られたことがある方も、まだ行ったことがない!という方も、
無料送迎バスに乗って「ケイタンdeタイカン」してください☆

詳細は以下の通りです。

【3月21日 Open Campus ~ケイタンdeタイカン~】

☆当日内容☆
学生が司会進行から運営までプロデュースしちゃう、
完全オリジナルのオープンキャンパス☆

名物教員の「なるほど!」「へ~~~」が連発の特別講義、
丸秘情報!?が聞けちゃうかもしれない入試概要説明特別編、
社会で活躍している卒業生たちの卒業生講演、などなど、、
ケイタンの魅力がわかる楽しい企画でいっぱいです♪

デザートブッフェやチョコフォンデュを楽しめるだけじゃなく、
アノ超有名老舗店の京都土産もゲットできるチャンスです☆

☆申込方法☆
お申し込みはコチラです。

☆アクセス☆
阪急「洛西口」駅・JR「桂川」駅から無料送迎バスが発車します。
ホームページで発車時間等をご確認のうえ、ぜひご利用ください。

同窓会研修旅行が開催されました

 2017年12月10日(日)、本学の外郭団体である京都経済短期大学同窓会が、愛知県でオープンしたレゴランド・ジャパンへ研修旅行に行かれました。レゴランド・ジャパンは、名古屋市港区金城ふ頭にあるレゴブロックのテーマパークで、今年4月に世界で8番目に開業したレゴランドです。今年度はお子様連れの卒業生の方も多く、総勢30名超の参加者が京都駅八条口から観光バスで出発されました。

 到着後は自由行動となり、入場ゲート入ってすぐの「ファクトリー」をはじめ、「パイレーツ・ショア」・「ナイト・キングダム」・「レゴ・シティ」・「アドベンチャー」・「ブリックトピア」・「ミニランド」など7つのエリアで、それぞれのアトラクションをお子様たちと一緒になって満喫されていました。

 参加者からは「子供と一緒に楽しめて素敵な思い出になりました。」「レゴが大好きなので良い機会になりました。」「卒業して10年、親子で母校のイベントに参加できるなんて嬉しいです。」等の声が聞かれ、大いに満足された様子が伺えました。

 この研修会は卒業生の知的探求と親睦を目的に毎年実施されているものです。同窓会では、今後もさまざまな活動に取り組んでいかれます。

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2017年度 ゼミナール研究発表会の開催について

 2017年12月21日(木)、明徳学園ホールにおいて『2017年度 ゼミナール研究発表会』を開催いたします。

 この研究発表会は学生にとって学術活動における集大成であり、 短大生活1年半のゼミナール研究活動を通じて研究と学習に励んだ成果を講じる場と位置づけています。

 学外の皆様からの質問、評価等が、学生にとっては有意義な経験、勉強にもなりますので、お誘いあわせの上、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

  • 日時
    2017年12月21日(木) 13:00~17:00
  • 場所
    明徳学園ホール(京都明徳高等学校内)
  • その他
    駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用ください。
  • 問い合わせ先
    京都経済短期大学 学生支援課
    TEL:075-331-3159
    FAX:075-331-3330
    e-mail:kyogaku@kyoto-econ.ac.jp

2017ゼミ研ポスター2017発表テーマ及び発表者

教育後援会主催研修会が開催されました

 2017年11月18日(土)に、2017年度教育後援会主催の研修会を京都ロイヤルホテル&スパにて行いました。今年の研修会の内容は“テーブルマナー講座”。

 実際に洋食フルコースを頂きながら、テーブルマナーについて学ぶという今回の企画。参加対象者も教育後援会員(保護者保証人様)だけではなく、在学生にも広げ、たくさんの方にご参加いただきました。

 講師の先生からは、基本的なマナー、そしてその由来など理論に裏付けされたお話しをして頂きました。参加者は改めて知るマナーに驚き、実食では緊張しながらも、旬の食材がふんだんに使われたお料理を前に会話が弾んでいました。

 最後には参加者全員に講座修了証が京都ロイヤルホテル様より贈られました。

 参加者からは「正式に学ぶ機会がなく、こうした機会は大変嬉しい」、
「初めての経験で緊張しましたが、美味しい料理が食べられて良かったです」などの感想がありました。

 学生にとっても、保護者保証人の皆さまにとっても他の会員の皆さまと交流を深めて頂く機会にもなったようです。

 教育後援会では、今後も会員皆さまの声を受け、このような研修会の企画をして参ります。

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秋華祭(学園祭)が開催されました

 2017年10月29日(日)、台風22号が接近した悪天候の下、本学の一大イベントである秋華祭(学園祭)が開催されました。当初は中庭で開催する予定でしたが、風雨の影響を考慮して、メインステージは体育館、模擬店はピロティでの開催となりました。昼前から風雨も強まり、警報発令による中止も懸念されましたが、何とかエンディングまで開催できました。
 メインステージでは、京都明徳高校ダンス部によるオープニングに始まり、よしもと芸人の来演や京都明徳高校吹奏楽部によるマーチング、軽音楽部のバンドライブ、ビンゴ大会など、様々なイベントが行われました。ピロティの模擬店は悪天候にも関わらず大盛況で、早々と完売になる店舗も多く見られました。
 学生たちは想定外の状況の中、いろいろな知恵を出し合い、様々な工夫をして秋華祭の運営を行いました。いつもとは違った雰囲気の秋華祭でしたが、その分、深く記憶に残る学園祭になったのではないでしょうか。