理事長挨拶

明徳学園は「働くハタ・ラク人づくり日本一の教育機関」
をめざしています。

明徳学園は「働く人づくり日本一の教育機関」をめざしています。

自分のために働く人は沢山いますが、他者のための働きを喜びとできる人はまだまだ少ないかもしれません。家族や同じ職場の人、社会など、周りの人のために働く。ハタラクにする人づくりは、そんな歩みです。

この社会的使命を果たすため、教学ビジョン「将来の生き方につながる職業観の育成」と経営ビジョン「生き生き働く魅力ある教職員づくり」の二つを掲げています。

「学校は何のためにあるのか」「私たち教職員は何を実現するために仕事をするのか」私立学校法の改正を機会に十分議論したうえ、たどり着いたものです。

いま私たちは、人間中心のイノベーション「ひとイノベーション」で優位な教育機関になろうとしています。多様な可能性を遠心力により強化しながら、異質の価値観や文化を流入し、いかに求心力を維持していくか、そこに学校が継続的に発展していけるかどうかのカギが潜んでいると考えています。学生・生徒、教職員の生活や価値観を深く洞察し、新しい授業や教育サービス、カリキュラム、新学科・新課程やコースなどを生み出していくことで、学生・生徒や教職員の生き方、価値観の変化に影響を及ぼしていきたいとも考えています。

教職員は、こうしたことを念頭に置きながら、頭と心と体を使って仕事をしていってもらいたい。「ひとイノベーション」が発生することを願って。ダイバーシティの今、学生・生徒にとっても、「今ある自分」を知り、「なりたい自分」を発見し成長させ、さらに「なるべき自分」をデザインし動き始めるとき、確実に今まで見えなかったものが見え始め、能動的で主体的な学びを獲得していくものだと確信しています。

明徳学園では、長期計画『これからの10年』で、「人づくり」「教育づくり」「学校づくり」を策定し、世界で、日本で、社会で役立つ「ハタラクにする人」を育てていきます。

学校法人明徳学園 理事長 川口博