
ここでは、活躍されている卒業生のケイタンライフ&ケイタンアフターをご紹介。
頭巾さんは国立大学への編入を目指して、勉強に取り組み滋賀大学に合格!現在は名古屋大学の大学院生に。
ケイタン卒業後を聞いてみました!
もともと勉強が好きだった頭巾さん。高3の受験では不調に終わってしまったものの、その後の四年制大学への編入学試験、さらに大学院への進学では計画的に取り組むことができ本来の実力を発揮することができました。楽しみながら、着実に目標を達成していった頭巾さんの足取りを追ってみました。

ケイタンの2年間
学友会に所属して秋華祭をプロデュース、地域活動にアルバイト、そして編入学に向けた受験勉強の日々。充実した2年間でした。
ケイタン入学までの経緯
高校生の頃は大学受験の意識が低く、2年生まではまったく受験準備など考えてもいませんでした。3年生になって進路を考えたとき経済学を深く学びたいと思ったものの、妥協はできないと思い「ケイタンから四年制大学編入」の道を選びました。

キャンパスライフ
入学後すぐに学友会に入り、秋華祭(学園祭)の企画運営にも携わりました。また、1回生の課外活動で大原野の野菜販売を手掛けるNPO団体と関わったことがきっかけで、その後も2年間ずっと、一緒に地域おこし活動を続けました。

大学編入に向けて
授業や学友会、アルバイト以外の時間は、ほぼ自習室で過ごしました。平日は授業が終わってから20:00の閉室時刻まで、土日や祝日も朝から自習室で受験勉強。四年制大学への編入を目指す学生は、通常授業と受験勉強との両立がポイントです。

滋賀大学に3回生編入
イベントの企画運営や地域おこし活動を楽しみながら人工知能が経済に与える影響について考察を深めました。
滋賀大学経済学部に編入
編入後すぐにゼミナール協議会に入りました。ゼミナール協議会とは、経済学部の各ゼミから代表者が集まり、主体的に経済学部における交流・活性化を図るための組織のこと。いろんな活動を企画運営しているなかで、私は滋賀県観光振興局からの委託で滋賀県の文化財を観光客に説明する活動に参加していました。毎年秋に開催される「ひこねの城まつりパレード」では、重さ10kgもある甲冑を着て約1,000人の方々と彦根市内を練り歩く経験ができました。

大学で取り組んだ研究
卒業論文では、人工知能が経済に与える影響について考察しました。AIが進化を続けていくと、いずれ人工知能が人類の知能を超える転換点が訪れる、その転換点はシンギュラリティ(技術的特異点)と呼ばれ、2045年に到来するといわれています。一方で、少子高齢化によって労働力人口が減少し続け、2030年には労働需要7,000万人に対して600万人が不足する雇用大崩壊の懸念が。この問題をもっと深く研究するために、大学院へ進学することにしました。

名古屋大学大学院に進学
製造業における危機感を煽る言葉は、経営や雇用にどのような影響を及ぼしていくのかを考察していきたい。
名古屋大学大学院に進学
「人工知能が経済に与える影響」というテーマには、生産管理や効率化・最適化など工学の要素が大きく関わってくるので、進学にあたっては、工学系につよい名古屋大学の大学院を選びました。院試の勉強については、ケイタンで受験勉強の習慣が身につけられていたことと、就職活動はせず時間をすべて院試に向けられたことから、それほどの大変さは感じませんでした。
名古屋大学大学院経済学研究科では「産業経営システム専攻」に所属し、現在は製造業における危機感を煽る言葉に関する文献のリストアップに取り組んでいます。「2025年の崖」「2030年問題」といった言葉は、よりよい対処策を準備するなどプラスに働くのか、それとも企業に大胆なリストラ策を取らせるなどマイナスに働くのか。じっくりと考察を深めたいと思います。
志望大学を目指す後輩へアドバイス
ケイタンでのキャンパスライフの過ごし方は人それぞれ。そして、ケイタン卒業後の進路も多種多様です。周りに流されることなく、自分の目標をしっかりと持って、その実現に向けて努力していけば、きっと夢は叶います。
