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第6回「地域企業論」を開講しました

 2020年度前期科目として開講している「地域企業論」では、地域における中小企業のアイデンティティを認識するという趣旨のもと、主に西京区内でご活躍されている事業主様等を毎回ゲスト講師としてお招きし、事業内容や地域との関わりについてお話しいただいています。

 2020年6月2日(火)の「地域企業論」のゲスト講師として、京都市文化市民局地域自治推進室の“まちづくりアドバイザー”吉田泰基氏、NPO法人「京都発・竹・流域環境ネット」理事長の吉田博次氏にお越しいただきました。お二方とも西京区の代表的な地域資源を活用した地域振興と地域活性化に従事されています。

 吉田泰基氏は、行政組織である京都市文化市民局が取り組まれている大原野地域の農作物を活かした「大原野地域ブランド戦略」についてお話しくださいました。農作物を活用した様々なイベントを企画・運営し、大原野地域の魅力を知ってもらうために日々奮闘されています。

 吉田博次氏は、京都府下の里山を中心に拡大する放置竹林問題の解消を目指し、NPO法人を立ち上げられました。そして、2016年から西京区大原野を拠点に活動をしておられます。竹の葉から地下茎まで、すべてを資源として利活用できるような社会の実現をめざして様々なイベントを展開されています。

 学生たちは、大原野の農作物、竹という西京区を代表する地域資源を活用した取り組みから、本学が位置する西京区の魅力について、改めて深く学ぶことができました。吉田泰基様、吉田博次様、本当にありがとうございました。

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