
コーヒーはオリジナルブレンドで、コーヒーが苦手な人でも飲みやすそうな
後味スッキリの珈琲でした。
奥様は優しく声を掛けてくださり、とても話しやすい人でした。カフェには
地域の方が来ていらして、奥さんとありのままの日常について話し合っていて、
地域の和みの場所として存在していて、
温かみがあり、
非常に落ち着ける雰囲気がありました。
ミュージアムのほうでは鉱山の成り立ち、鉱石と鉱物違い、鉱物が出来上がるまでの流れ、京都の鉱石と土地の地質、光る鉱石について館長から教えていただきました。
鉱山の成り立ちを聞いた時は江戸時代(日本で言う)では金銀銅の発掘をしか行っていませんでした。ですが
エジソンの電球の開発に伴い様々な鉱物の使い道が分かりはじめた人間はあちこちで掘りはじめ、そこで儲けた人が財閥になったりしたことを聞きました。
鉱物の成り立ちはプレートが地層の中にはいることで中に水がは入り温度が下がった事により中で各種の鉱物が出来ることを教えて頂きました。
西山地質と岩石では約3億年前の岩石などと岩石の説明と50億年前の京都の地理と地質について教えて貰いました。さらに
今で言う京都の久世から南の辺りは琵琶湖と匹敵する湖となっていて大阪湾とも繋がっていたと言う話には驚きました。
日本も、もともとはユーラシア大陸に繋がっておりプレートの動きと同時に別れていった話にもびっくりしました。
そして、展示室の奥の方に進むと、小さな部屋がありました。その部屋には電気を消して紫外線を当てると光る鉱石がありました。それがこの写真です
この鉱石は、蛍光石と言います。この鉱石は、蛍光灯やカレーテレビのブラウン管は、この原理を利用して作られていたそうです。
光は波長によって色が変わり、とても綺麗でした。発見して応用した人は、本当に凄いなと思いました。
そして、ここまで石のことについて話して頂いた館長はとても真剣で、いかに鉱石や結晶と向き合ってきたのが伝わって来ます。
ここまでの長い人生を一つのことに貫くことは、非常に深い愛があってのことだと思います。
突然の取材にも関わらず、優しく対応してくださったお二方に心から感謝申し上げます。
取材時期:10月