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科目名(担当教員) 地域産業論 (高橋 和志)
専門教育科目 1年生配当 前期 2単位 選択 要卒
テーマ グローバル化・収斂化する経済社会において、地域産業を活性化する意義(地域アイデンティティの重要性)を理解すること
履修条件(旧科目名) なし
テキスト・参考文献 講義開始時にレジュメを配布する。
参考文献については、適宜、指示する。

◇講義概要

 地域産業の分析においては、当該地域独自の資源、歴史、制度、文化等が影響を及ぼしており、一元的な考察は困難であるため、地域産業の強み・弱みの源泉を探るためには領域複合的な視点が必要となります。
 すなわち、地域産業の活性化には、中小企業群・産業集積の技術・生産システム、管理システム、マーケティング、流通などにおいて、何らかのイノベーションをもたらす社会的ネットワークの確立が必要不可欠となります。
 近年の地域産業の衰退および活性化についてネットワーク論やソーシャル・キャピタル論(信頼や互酬性の規範に基づく社会的ネットワークの厚み)の視点から考察していきます。

◇到達目標(授業修了時に求める学生の理解・達成度)

 ソーシャル・キャピタル論(地域的な協働ネットワークが有する、地域イノベーション創出の潜在能力)の理論的基礎を、各種の事例を通じて習得すること。
 いかにして持続性のある地域産業の構築が可能になるかを、ケースやデータに基づいて理論的に考えられるようになること。

◇卒業認定・学位授与の方針との関連性(関連性 [強]5---1[弱])

(1)基礎的学力:2  (2)専門性:4  (3)社会性:5  (4)社会における実践力:4 

◇授業計画

授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
第 1 週 共通講義 180 分
第 2 週 地域産業活性化の意義 復習、ノート整理 180 分
第 3 週 地域産業の市場拡大に伴う都市形成 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 4 週 市場拡大に伴う専門分化 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 5 週 大量生産システムと柔軟な専門化 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 6 週 リンケージ機能 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 7 週 制度的商慣行の形成と意義 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 8 週 ソーシャル・キャピタル論 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 9 週 サード・イタリア 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 10 週 シリコンバレー 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 11 週 日本の産地型産業集積 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 12 週 日本の大都市型産業集積 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 13 週 企業城下町型産業集積 復質疑への対応、習、ノート整理 180 分
第 14 週 関西圏の代表的産業集積 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分
第 15 週 今後の地域産業の展望 質疑への対応、復習、ノート整理 180 分

◇評価方法

 期末試験(自筆ノート,配布資料持ち込み可)+α平常点(受講態度、講義への意欲:質問内容によって判断する)により総合評価を行う。

◇課題等へのフィードバック

毎授業回収するミニッツペーパーの裏面に、講義内容に関する質問を記入してもらい、次回授業の冒頭に解説を行う。

◇特記事項

 受講に際し、不適切な態度は慎むこと