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科目名(担当教員) ヒューマン・コミュニケーション (佐藤 泰子)
総合科目 1年生配当 前期 2単位 選択 要卒
テーマ 他者と生きるヒューマンライフ
履修条件(旧科目名) なし
テキスト・参考文献 苦しみと緩和の臨床人間学 ―聴くこと、語ることの本当の意味―(晃洋書房)

◇講義概要

 私たちが社会で生きていくとは、他者との関わりのなかを生きるということに他ならない。他者と生きることの意味を考える端緒として、他者理解、とりわけ他者の苦しみを理解する手立てを学習することから始め、人生における他者とのコミュニケーションの奥行きの深さを感じてもらいたい。卒業後幾多の苦悩と向き合わなければならない、その時にこの授業を思い出し生き抜いてほしい。授業のテーマそのものは哲学的課題であるが、実践的な講義も行う。

◇到達目標(授業修了時に求める学生の理解・達成度)

 自己や他者の苦しみを構造的に理解することができ、他者の話しを聴くことの意味を理解する。それを基盤に豊かな人間関係を構築できる能力を身につける。また、社会生活に必要な最低限度の接遇を心得る。

◇卒業認定・学位授与の方針との関連性(関連性 [強]5---1[弱])

(1)基礎的学力:2  (2)専門性:1  (3)社会性:5  (4)社会における実践力:5 

◇授業計画

授業内容 準備学習(予習・復習)、課題等 準備学習時間
第 1 週 共通講義 180 分
第 2 週 聴くこと、語ることの本当の意味 『苦しみと緩和の臨床人間学 ―聴くこと、語ることの本当の意味―』(晃洋書房) 180 分
第 3 週 苦しみの構造的理解(1)自己と他者の間                  〃 180 分
第 4 週 苦しみの構造的理解(2)発達心理からみる他者の存在とその意味                  〃 180 分
第 5 週 生老病死の苦しみとコミュニケーション  新聞等で生や死に関わる社会問題に関心を向けておく。                180 分
第 6 週 苦しい人の心の状態・寄りそうと向き合う 同上                  180 分
第 7 週 スピリチュアルペインとコミュニケーション 自己の存在の意味について考える。                  180 分
第 8 週 差別と社会「ハンセン病・障害者・性的マイノリティ」(1) 新聞等でハンセン病・障害者・性的マイノリティについて、関心を向ける。 180 分
第 9 週 差別と社会「ハンセン病・障害者・性的マイノリティ」(2) 同上 180 分
第 10 週 精神障害者への理解(1) 自分のなかにある偏差に目を向けてみることで障害者を理解してみる。 180 分
第 11 週 精神障害者への理解(2) 同上 180 分
第 12 週 「居場所」の哲学(個と集団、集団とは何か)
 -被災者に学ぶ-
地震などの被災者について情報を収集 180 分
第 13 週 ストレスとコミュニケーション 自分が感じているストレスとはどのようなものか考えておく。 180 分
第 14 週 ビジネスマナー概論 不快に感じる他者の行為や言葉について考えてみる。 180 分
第 15 週 コミュニケーション論 まとめ これまでの復習 180 分

◇評価方法

平常点と課題レポートで総合的に評価する。

◇課題等へのフィードバック

授業中に複数回配布するコミュニケーションペーパーに記された質問、疑問点などについて、次回授業の中で解説する。

◇特記事項

特になし