ご挨拶
明徳学園は、日蓮聖人生誕七百年の記念事業として、日蓮宗大本山本圀寺により設立され、爾来八十有五年の歴史を刻んでおります。
現在 京都経済短期大学、京都明徳高等学校、京都成章高等学校の三校を傘下に収め、小なりといえども「破邪顕正」の大学法人として、京都洛西の地に君臨しております。
私は決して宗教教育を施そうとは思っておりませんが、「宗教する心」を培って頂きたいと念じております。
「宗教する心」とは、正しい心を以って正しい行いをすること(邪義を破って正義を顕す)。例せば親孝行をすること。日蓮聖人は、「孝と申すは高なり、天高けれど孝よりは高からず、孝は厚なり、地厚けれど孝よりは厚からず」と、又「親に物を与えんとして無くば、せめて日に二三度笑みて向えしなり」と訓されております。
このことを私は入学式等諸々の行事で常日頃申しております。
明徳人一同、異体同心を体して事に当り、社会に信頼される豊かな人格を養成し、高い評価をうけるよう努力精進することを願っております。
今我が学園は、グランドデザイン実現の為、「働く人づくり日本一の教育機関」をテーマに経営専門委員会を設置し、衆知を集め、鋭意協議を重ねて、明徳学園経営組織改革を着々と進渉しているところです。
現今の世相を見ますと、少子化の波を初めとして私学を取り巻く環境は厳しい実情ではありますが、傘下三校共夫々特色ある魅力溢れる学校づくりを遂行し、この時代の荒波を乗り越えて、学園の健全なる経営基盤が確立することを念願するものであります。
平成十九年 四月
学校法人 明徳学園
理事長 松本 学昭